藤井蒼汰六段が誕生しましたね。藤井蒼汰六段は、2018年の2月初めに五段に昇格したばかりでした。それが、2018年の2月17日の朝日杯オープン戦準決勝で羽生竜王を破り、さらに決勝で勝ち優勝して、やく2週間で六段に昇格してしまいました!そして、15歳で朝日杯だけでも優勝賞金が750万円。サラリーマンの年収を軽く超えてしまう金額だけに、年収はいくらになるの?と話題となっています。
そもそもプロの棋士って年収はどれくらいなの?
プロ棋士には、4つの収入減があります。
1)お給料のようなもの(協会から毎月支払われる。対戦するしないに関係ない)
2)イベントや将棋教室などの営業活動
3)対戦料(試合に出ることでもらえます)
4)賞金(試合で勝つともらえます。ゴルフと同じですね)
プロ棋士になると、1)が保証されます。ただ、強さによって配分が変わるので、弱いプロ棋士ですと、月収が20万円行くか行かないか。それでは生活が苦しいため、2)の営業活動をして収入を増やすことが多いそうです。
強いプロ棋士にであっても、将棋試合のスポンサーを獲得していくことも必要ですから、将棋のプロモーションとして営業活動もしています。
そして、やっぱりプロの世界ですから強い棋士ほど、年収が高いのは当たり前で、その年収は、3)の対戦料や4)の賞金でぐっと変わってきます。
1000万円以上稼いでいるプロの棋士は、約160人のプロ棋士の中で、20人もいないと言われていますから、140人強のプロ棋士は、だいたい、300万円から1000万円くらいの収入を得ているのだろと予測できますね。
六段昇格で年収は変わるのか
というわけで、朝日杯オープン戦で昇格した藤井六段は、1)の基本給のようなところが変わってきますから、単純に年収は上がります。
基本給はランクにより変わり名人で、100万程度。
B1級:約50万円
B2級:約30万円
C1級:約20万円
C2級:約15万円
とされています。
藤井六段は、2016年の10月から四段に昇格しプロ棋士になりました。
それから、2018年1月までずっと四段でしたが、B1の力があると言われつつもB2で、試合に出て成績を残していることもあり、年収は600万円くらいだったのではないかと推測されています。
6段になったことでB1と認められれば、これだけでも年収は240万のアップですね。

→藤井聡太六段が七段に昇段する時期は?2018年5月か10月!竜王戦か
朝日杯優勝で750万獲得で年収5700万ペースか
ただ、今回、朝日杯オープン戦で優勝したことにより、獲得賞金は750万円です。これだけで、基本給の年収は超えていますね。これからは、どんどん試合をして勝ち進んでいくと予想されるので、年収はどれくらいになるかわかりません。
まだ、今年に入って2月ですので、今後、予定される試合でよい成績を残していくとなると、年収が5700万円くらいになるのではないかと言われています。
藤井六段の対戦予定は
2月23日 VS 畠山鎮七段 王座戦 二次予選2回戦
3月08日 VS 杉本昌隆七段 王将戦 一次予選2回戦
3月15日 VS 三枚堂達也六段 順位戦 C級2組10回戦
と、予定されています。
ここでどのような成績を残し勝ち進んでいくのかが楽しみですね。
それにしても、まだ15歳でこの強さって、これから、どんな風になっていくのか楽しみですね。