将棋の藤井五段が、羽生竜王に勝利しましたね!先月は4段で、2018年2月に5段になったばかり。決勝で勝利すればさらに昇格で6段確定かもと話題です。
一カ月で2段昇格ってすごいですね。
大人っぽいから見えないけど、まだ15歳の藤井五段。六段になったら年収って変わるんでしょうか?
羽生竜王に公式戦での勝利はすごい!
今回の朝日杯将棋オープン戦で、羽生竜王に藤井五段が勝利したというのはすごいことなんです。
将棋には七大タイトルというのがあります。将棋の強い人につけられる、肩書みたいなものでしょうか。その序列が「竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖」となっています。
つまり、羽生竜王は、最も強いタイトルを持っている人ということなんですが、その羽生竜王に勝った!ということは、藤井五段がどれだけの強さをもっているのか、と話題になっているわけです。
藤井五段の年収っていくらくらいなの?
プロとしてお給料が発生するのは四段から、という決まりの将棋の世界。藤井五段は、2016年の10月付で四段に昇格しました。ですから、その後は、プロとしてのお給料をもらっていたことになりますね。
プロ四段の年収は、はっきりとはわかっていませんが、推定で年収が600万円くらいと言われています。
B1の橋本八段が年収2000万円くらいと話していたことがあり、藤井五段はおそらく1000万円くらいはあるんじゃないかとも考えられますね。
五段から六段になることで年収って変わってくるの?
将棋は、リーグ戦で戦うことによって、対戦1回につきいくら、という形でお給料が出るそうです。なので、リーグ戦の最初に負けてしまうと、あまりお給料がなく、副業をしなければ生活ができないという棋士もいるらしいです。
副業と言っても、自分で将棋教室を開いて収入を得ることもできますし、将棋イベントに出席して、イベントの出席料をもらうという場合もあるそうです。
ただ、将棋に強くなるためのトレーニングができないので、力を伸ばすことができなければ、プロの世界で勝つことができずに、やめざるを得ない棋士もいるそうです。
このあたりは、プロボクサーなど、戦うプロたちはどこも同じですよね。
ただ、確実に成績を残している藤井五段はそのような心配はまったくないでしょう。それよりも、勝つことによって得る賞金によって、年収はどんどん膨らんでいると思います。
例えば、羽生竜王に勝利した朝日杯オープン戦では、優勝すると、750万円の賞金が授与されます。
他に、タイトル戦であれば、竜王戦なら4000万円以上の賞金になります。
勝てなければ話になりませんが、勝てば勝つほど収入が上がる世界ですので、今のところ、藤井五段が2018年にどれくらいの年収を稼ぐのかは、はかり知れませんね。
若くしてプロキシとして活躍してきた羽生竜王の収入はどうだったのでしょうか?