アンナチュラル2話。結局、ミケちゃんと花ちゃんが支えあっていたのに、ミケちゃんだけが殺されてしまいましたね。
花ちゃんととミケちゃんのの友情が切なすぎました。
ミケちゃんの火葬される場面で米津玄師さんの「lemon」が流れてきたときには号泣しましたね!
ネカマに監禁されたミケちゃんと花ちゃん。どうしてミケちゃんだけが殺されたのでしょうか。
Contents
アンナチュラル2話は監禁された少女たちの物語
練炭による集団自殺の現場に紛れ込まされたミケちゃんの遺体。
でもミコトがミケちゃんの遺体だけ「凍死」だと気が付き、ミケちゃんが花ちゃんのために飲み込んだダイイングメッセージを見つけてくれました。
「タスケテ花」と書いていたから、「花」という名前だと思われたけど、家出少女「花」の両親に確認してもらうと「吉倉花」ではありませんでした。
すぐに、毛利さんたちが、ミケちゃんが働いたガールズバーを突き止めますが、”ミケ”と名乗っていた彼女の本当の名前や家族を知る人は一人もいませんでした。
ミケちゃんは宿なしの女性でネットカフェに寝泊まりしていたんですね。
ネット利用をせずに寝泊まりだけしていたとのことでした。
かなりお金にも困っていたと想像できますね。
結局、身元確認されることなく”ミケ”という名前でネットカフェを利用していたらしく身元は分からず。
ミケちゃんと花は自殺願望サイトで知り合って仲良くなります。
そして、同じサイトで知り合ったユキと名乗るシェアハウスをしている女性の元に向かったのでした。
ミケちゃんは「脱!宿なし」と喜び、花は「家出られる!」と喜び、二位rは明るい気持ちでユキと名乗る女性を訪ねたのでしょう。
でもユキはネカマでした。ネット上で女性のふりをして二人を呼び寄せて監禁したのです。
手首を一緒に縛られて、食事は男が買ってきたものを二人で分けて食べていたのですね。
ミケちゃんが「こんなところで死ぬならさ、見たかったな白夜。一日中日が沈まないんだって。行こうよここを出られたら」と花に話します。
花は「いいな」と答えました。
でもなぜかミケちゃんだけは冷凍車で凍らされて殺されてしまいます。
ミケちゃんはマイナス20℃の真っ暗な冷凍車の中で、自分が殺されても「花がいる」と伝えようと、凍えながら震える手でメモを書き、メモを飲み込んだのでした。
なぜ、ミケちゃんだけ殺されたのか?
一番シンプルに考えると、二人を監禁するのは大変になってきたのではないか、と思います。
犯人は、食事を二人分与えていました。
ミケちゃんの頭に塩がついていたことから、ミコトたちは、ミケちゃんがいた場所を塩分の多い泉質の温泉町だと突き止めます。
ということは、ミケちゃんは犯人の家にひかれていた温泉で頭を洗うことがあったのでしょうね。
お風呂に入っていたかどうかまではわかりませんが。
男が、最初からミケちゃんを殺すつもりだったのかどうかはわかりません。
どちらかというと、あまり考えなく監禁を始めて、そのうちに二人を監禁し続けるのは大変だったのかもしれません。
あるいは、みけちゃんと花ちゃんがどんどん中を深めていくことで、二人を扱いにくくなり、一人を殺そうと決めたのかもしれません。
そして、たまたま殺されることになったのがミケちゃんだった。
最後まで身元不明なままのミケちゃん
ミケちゃんは、冷凍車に閉じ込められて、自分が死ぬだろうと予測できる中で、自分が死んでも花ちゃんを見つけてもらうヒントを残すために、メモを書いて飲み込みました。
殺されるという極限の恐怖があったはずですが、それよりも花ちゃんを何とか助けたいと必死だったミケちゃんを思うと本当に切なかったです。
そうまでして命を懸けて花ちゃんのためにダイイングメッセージを残したミケちゃん。
そんなミケちゃんが最後まで身元不明で、火葬された後も身元不明者の遺骨が並ぶ棚に並べられました。
せめて誰かわかってほしかった。身元不明のままなんて悲しすぎます。
どうしてミケちゃん見送りが、ミコトと六郎と花ちゃんなのか?
少し気になったのが、ミケちゃんを火葬するときに火葬場にいたのが、ミコトと六郎と花だったこと。
ミケの決死の行動で助かった花。ここに花の両親がいてミケちゃんに感謝してもよいのでは、と思いました。
花ちゃんの母が、娘を自分のアクセサリーのように考える人だっただけに、監禁され、犯人の男に殴られ、おそらく乱暴もされたであろう花ちゃんを「もう娘じゃない」と拒否したのでしょうか?
全くわからないことですが、ミケちゃんと花ちゃんの友情の物語だった2話。
ラストが悲しすぎて、だからこそ、花ちゃんには強く生きてほしいと思いました。