アンナチュラル2話の犯人はネカマ!座間市事件の前に放映されていれば抑止力となったのか

アンナチュルラル2話の犯人は、ネカマでした。

くしくも、2018年の夏に、自殺サイトで知り合った女性を次々と殺した事件が起きたばかりでの、ネカマをテーマにした脚本はリアルでした。

しかし、台本は、座間市事件より先に書きあがっていたものだとか。

深いテーマの上に、2話が、すでに最終話か、と思うほど感動する展開となっていました。

詳しいあらすじと、座間市事件を受けての脚本家の方のコメントもまとめました。

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集団自殺によって亡くなったと思われた遺体の一つが他殺だった!

UDIラボ(不自然死究明研究所)が警察の依頼を受けて向かったのは、赤の他人の4人の練炭による集団自殺現場でした。

それぞれに遺書があり、自殺は明白であったため検察医が来ないので、担当刑事がUDIラボのミコトたちを「念のため」、現場検証を依頼したのでした。

しかし、ミコトは若い女性の遺体の手首に縛られたような傷を見つけます。

不条理な死を憎み、小さな疑問は絶対に見逃さないミコト。

「きっちり調べます!」と言い、全員の司法解剖を行います。

その結果、3名の死因は「練炭による一酸化炭素中毒」でしたが、手首に縛られたような傷のあった遺体は「凍死」でした。

そして、凍死した女性の胃袋の中から、ダイイングメッセージととれるメモを発見します。

凍死した女性が死ぬ直前にメモを自分で飲み込んだと考えられました。そして、メモには「ユキオトコイ タスケテ花」と書かれていたのです。

花という名前で捜索願が出されていたので、家族と面会させると「誰ですか?花ではありません」と言われてしまいます。

一方、警察は身元不明の女性がどこで凍死させられた場所を探しつつ、女性が勤めていたガールズバーや寝泊まりしていたネットカフェを突き止め、女性が「ミケ」と名乗っていた分かりますが身元は不明なままでした。

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なぜ一人だけ凍死したのか?

現場検証時の部屋の一酸化炭素濃度が、予想より低かったことから、3名が一酸化炭素で亡くなった後、ナニモノかがその現場を訪れて、凍死した女性を紛れ込ませた、とミコトは考え、警察にそのように報告書を出していました。

しかし、警察は「集団自殺を図った首謀者が、女性を凍死させ、その後自殺をした」ということで処理をしようとします。

凍死した女性は身元不明で遺書があり死にたがっていたようだし、家主の親せきは早期事件解決を望んでいるし、警察は重大事件が目白押しだから、見なかったことにすれば三方丸く収まる、というのです。

UDIラボの所長からそう聞いたミコトは「タスケテという彼女の言葉は?生きてた時も助けられずに、死んでからもみなかったことにするんですか」と所長に詰め寄ります。

しかし「所長に詰め寄っても仕方のないことですね」と引き下がります。

所長は「やるだけのことはやった。」と締めくくります。

しかしもちろんそこで終わるわけはありません。

 

遺体についた塩の成分から殺害された地域を割り出していたミコト

六郎に声をかけ「久部くん今日バイク?温泉に行こっか?二人で。」と誘います。行った先は有鹿温泉という鹿肉で有名な温泉でした。(もちろん実在しません)

温泉に誘われてドキッとした六郎の表情から、カットが切り替わると、牛の「モ~」という鳴き声とともに、六郎とミコトが有鹿温泉の足湯に浸かっていました。

このあたりのカットの切り変わりの速さ、テンポの良さは、脚本が抜群ですね。

ただ、私は、ミコトと六郎のバイクシーンを期待していたので、ちょっとがっかりしましたが、そこにもちゃんと意味があったんです!野木さんの脚本、ほんとすごいです。

泉質が女性の髪についていた塩の成分と近いこと、凍死した女性の胃から「馬や鹿のような成分の肉」が見つかっていたことから、女性が殺害される直前にいた場所をミコトは独自に突き止めていたのです。

足湯ではミコトが泉質チェックをして、凍死した女性についていた塩の成分とほぼ一致することを確認して終了!

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なぜか、凍死した女性が最後に食べたものを探すミコトと六郎

次になぜか二人は道の駅など食べ物を売っている場所をあたります。

ここで、期待していたバイクシーンが出てきました!と言っても、1話のバイクシーンにあったスピード感はなく抑えた感じになっていました。

ここは、1話と2話でちゃんと緩急がつけられている感じでしたね。

さて、凍死した女性が最後に食べたものは、鹿肉、カレーの香辛料、のり、パンと野菜でした。そうして、あるお店オリジナルの「鹿肉のカレー風味おにぎり」を見つけるのです。

横にはサンドイッチが売っていました。ミコトは女性が食べた最後の食べ物がこれだと確信します。

ただ、胃の内容物の状態から、見つけたおにぎりとサンドイッチを一度に食べたことになります。

でも、大きなおにぎりとサンドイッチは、女性が一人で食べるには多すぎる量でした。量の多さに疑問を感じながら、ミコトと六郎は、次に冷凍された場所を探します。

実は、泉質チェックした後、なぜ、胃の内容物からあたるのかな?と思いました。

髪についていた塩の成分から、有鹿温泉にいたことが分かれば、次は殺害現場である凍死する場所を探せばよいと思ったからです。

でも、女性一人にしては多すぎる量の食べ物。このことが後で意味を持つのでした。

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閉じ込められるミコトと六郎!

ミコトと六郎は有鹿温泉にあった大きな冷凍庫を持つ運送会社をあたりますが警備体制がきびしく、人を凍らせて持ち出すことができそうにありませんでした。

ミコトは六郎に来た道を戻ってほしいと頼みます。運送会社に来る途中の道に、気になるものがあったからです。

戻ってみるとそこにあったのは「冷凍車」でした。

マイナス20℃と書かれていて、もし、被害者の女性が冷凍車の中で凍らされたとしたら、解剖所見と一致します。冷凍車の横には温泉のでる水道がありました。ミコトは温泉の塩分を計るように六郎に指示します。

そしてミコトは、六郎の「ミコトさん。まずいですよ」の静止を無視して冷凍車のコンテナの中に入ってしまいます。

ともに冷凍コンテナに入る六郎。そこには、女性の手首にあった傷と一致する結束バンドが落ちていました。

ここでミコトが推理します。被害女性はこの冷凍コンテナの中で凍死した。

女性は一人ではなく二人いて、おにぎりとサンドイッチを二人が分けて食べたとしたら。

そして、被害女性の書いたメモ用紙を見つけます。飲み込んだメモからはみ出た文字が残っていて、その文字を足すと「ユキオトコイエ タスケテ花イル」となったのです。男の家に花ちゃんがいる!

そういうと花ちゃん(松村沙友理(乃木坂46))が映ります。手足を結束バンドで縛られている花は、必死に「ミケちゃん!ミケちゃんどこに行ったの?」と叫んでいますが、男性に殴られて静かになります。

そして、その男性が冷凍コンテナのドア閉め、ミコトと六郎が閉じ込められてしまいます。

すぐに冷凍コンテナのスイッチが入れられ冷気がミコトと六郎に降りかかりました。

 

犯人はネカマの男性だった。

ミコトと六郎を冷凍コンテナに閉じ込めた男は、運転席でパソコンをいじって、チャットでのやり取りを削除しています。

同時に、警察は集団自殺をした3人が出会った自殺サイトを運営していた男性を訪ねます。

サイトは事件後すぐに閉じられていて、理由は「君の悪いネカマが来ていた」というのです。

男が削除しているチャットには、ユキが「シェアハウスをしています」と書き込み、花とミケが「家出できる!」「宿なし卒業!」と書き込んでいました。シェアハウスに来た二人を、ネット上ではユキを名乗った男が監禁したのです。

そして冷凍車は走り始めます。

ミコトはガラケーを見ますが圏外。

六郎のスマホはバイクに置いてあり、すでに男が証拠隠滅のために燃やしてしまっているのでした。

すかさずミコトは六郎に「時間を計って」と言います。そしてまたミコトが想像します。

おそらく被害女性は同じ状況だった。その中で必死で花ちゃんのためにメモを書いたのだと。

ミコトも同じようにメモを取ろうとします。冷凍されそうになっているのに、必死で花とミケのことを思ってできることをしようとメモをとるミコト。

それを見つめる六郎。ミコトの手がかじかんでうまく書けません。

この時、ミコトは萌え袖。その手を息で温めてあげる六郎。一瞬でしたが、もう少しこのシーンゆっくり見たかった!

しかり、アンナチュラルにそんなセンチメンタルな時間はありません。車が止まりやっとガラケーが圏内になります。

ミコトはすぐにUDIラボに電話をします。

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頭のいい二人が繰り広げる無駄のない会話。

電話に出たのは、もう一人の解剖医の中堂(井浦新)でした。

電話を切ろうとした中堂を何とか呼び止めたミコト。すかさず「茂山市蝶塚から18分の所にいます。

久部くんと二人冷凍コンテナの中に閉じ込められました」というのです。中堂もさすがに解剖医。

「殺害現場か?」と確認し、ミコトと六郎が犯人によって閉じ込められたことを確認します。

そして「スマホの現在地は?」と聞きますが、ミコトはガラケー。

「信じられない。」と頭を抱える中堂。そう話しているうちに、車が止まりまた動き出します。

そして貯水池に沈められてしまいます。

すぐにミコトはカバンの水質検査キットで冷凍コンテナに流れ込んできた水の成分を中堂に伝えます。

「それだけで場所がわかるか!」と中堂は怒りますが、「中堂さん賢いんでしょ?人にばかって言えるくらい。私たちがどこにいるか探し出してください!」とミコトが切り返します。

そしてガラケーの電波が切れました。完全に冷凍車が水没したのです。

アンナチュラル2話ネタバレ-ミコトがガラケーを持っていた理由。

危機的な状況でのミコトと六郎

冷凍コンテナにどんどん水が入ってきます。六郎は「完全に水没してる」とあきらめ、なげやりになる六郎。

一方ミコトはコツコツと目張りをし、少しでも水が入ってこないようにと手を動かしています。

そして言うのです「酸素が少しでも残っていれば死なない。息を止めて泳がずじっとしていれば2、3分は持つ。意識を失うまでは1分。呼吸停止から3分は心臓が動いてる。その間に救出されれば助かる見込みはある。人間は意外としぶとい。」と。

パニック気味の六郎を落ち着かせるように言うのです。

やるだけのことはやった二人。水がどんどん迫る中、静かな時間が流れます。

ミコトは六郎に「明日何が食べたい?」と話しかけます。

「ごめんね。つき合わせちゃって。戻ったら何でもおごるから」というのです。

もうだめかもしれない。それでも希望を持っていようとするミコト。

六郎はそんなミコトをすごいと思っているようでした。

ここでコンテナを叩く音がして、ミコトたちが「ここにいます!」と声を上げます。

大勢の警察官によって捕らえられる犯人。そして救出される花。

こうして、ネカマによる女性二人の監禁と殺害事件は幕を閉じました。

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アンナチュラル2話の撮影のタイミングと座間市事件の関係は?

自殺願望のある女性を狙って、複数の人を殺した座間市で起こった事件が今年の夏にありました。

アンナチュラルの2話を見て、そのことを思い出した方も多かったと思います。ただ、撮影のタイミングから、脚本はもっと前に出来上がっていました。

アンナチュラルの脚本を書いた野木亜紀子さんが自身のツイッターでこのことに触れています。

 

第2話を書いたのは去年の7月。その後に類似事件が起こり、とても苦しい気持ちになりました。おごりかもしれないけれど、もしこのドラマがもっと前に放送されていたら防げていたのだろうかと考えもしました。私たちの生きる世界には沢山の落とし穴があり、抗う術はとても少ない。無念でなりません。

 

SNSを通してネカマの被害にあう女性が一定数いるということ。フィクションの世界での出来事ではなく、現実のネット社会の怖さが現れいてる回でした。

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