2018年8月21日に「カメラを止めるな!」が盗作で、原作があるんだ!と主張する人がでてきました!
大まかな設定部分が完全に原作のままだ!というのです。
カメラを止めるな!の原作とは一体どんな作品だというのでしょうか?
気になったの調べてみました。
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カメラを止めるな!の原作は舞台「GHOST IN THE BOX!」
2011〜2014年に活動していた「PEACE」という劇団で演じられていた演目です。
「GHOST IN THE BOX!」も「カメラを止めるな!」と同じように、ホラーものだったけど、おおしろい!と評判だったそうです。
後半は前半の謎解きになっていて、後半のドタバタな展開とコメディー要素が最高!
2回も上演を見た。ストーリーも演出もわかっているのに、前半でやはり怖くなり、後半では大笑いした!
何度見ても楽しめる!
と、「カメラを止めるな!」の原作とされる舞台「GHOST IN THE BOX!」も、「カメラを止めるな!」と全く同じような評価をされています!
ということは、脚本自体に魅力がったとも言えますね。
では、舞台「GHOST IN THE BOX!」を書いたのは誰なのでしょう?
「GHOST IN THE BOX!」の作者は和田亮一
「GHOST IN THE BOX!」の作者は「和田亮一」さんです。
和田亮一さんは、1986年生まれ5月30日生まれの方で、今は広告関係の仕事をされています。
2011年から2014年までの3年間に、劇団を主宰されていました。
いくつか演じられた演目のうち「GHOST IN THE BOX!」は再演になった演目。
評判がよかったそうですよ!
そして、今でも和田亮一さん主宰劇団「PEACE」の再演を望むファンの人たちもいるほどです。
カメラを止めるな!は盗作なのか?
最初から刺激された舞台はあったと明記あった!
実は、上田慎一監督は、「カメラを止めるな!」は、刺激されたある舞台がもとになっている、とパンフレットに書いておられますね。
『カメラを止めるな!』展開される物語の裏側を描くドタバタコメディ。パンフレットに書かれている舞台は恐らくGHOST IN THE BOX。舞台を齧っていた頃が思い出されるな。原案の荒木駿さんの本、好きでした。 pic.twitter.com/gwHIXoLaIw
— まる銀(まるいひと) (@hanamarubank) 2018年8月20日
荒木駿という方の名前が出てきてますね。
「カメラを止めるな!」の盗作疑惑で原作を主張しているのは和田亮一さんですが、荒木駿さんという関係者もいたのでしょうか?
いずれにしても、和田亮一さん自身が、「カメラを止めるな!」の上映が始まったころ、『全く違う作品だけど、自分の舞台からインスパイアされて映画を作ってくれたことがうれしい!』とSNSで話されていました。
(今は消されてしまい、そのSNSを見ることはできないのですが)
和田亮一さんは、「カメラを止めるな!」上映当初は、盗作や原作を主張されてなかったのです。
では、和田亮一さんにどんな心境変化があったのでしょう?
急に「盗作?」と話題になったのはなぜ?
和田亮一さんの言い分によると、「カメラを止めるな!」の上映が始まって、和田亮一さんが「カメラを止めるな!」を見た時、「GHOST IN THE BOX!」や劇団「PEACE」の名前はどこにも入っていなかったそうです。
そこで、「GHOST IN THE BOX!」を原作として流してもらえないか、と連絡を取ったのが始まりのようです。
でも、原作として「GHOST IN THE BOX!」を「カメラを止めるな!」に表示してもらうことはかなわず、原案として紹介されています。
しかし、納得はされなかったのでしょう。
和田亮一さんはこの経緯を雑誌「FLASH」で公表する、という行動に!
それを、メディアが「カメラを止めるな!」は盗作!?とあおっているというのが現実のようです。
では、和田亮一さんと上田慎一郎監督の言い分って、いったいどうなっているんでしょう?
和田亮一さんと上田慎一郎監督の言い分!
和田亮一さんの真意は?
和田亮一さんは、あくまでも原作として載せてほしかったと話していますね。
自分の着想が、別の人の作品として注目されで、悔しい思いがあったのかもしれませんね。
また、原案として載せるための契約書が送られてきたそうですが、その契約書には、舞台の再演などの権利が和田亮一さんには一切ない、と明記されているそうです。
これは、実際の契約書を見てないので、なんともいえません。
でも、和田亮一さんの「GHOST IN THE BOX!」が原案だというのなら、将来、和田亮一さんが「GHOST IN THE BOX!」を再演したとして、それに口を出す権利はないと思います。
「カメラを止めるな!」という名前を使っての宣伝活動などは控えてほしいとのことが明記されていたのかもしれませんね。
カメラを止めるな!の上田慎一郎監督の言い分は?
上田慎一郎監督は、オリジナル作品だと主張されています。
『カメラを止めるな!』は劇団PEACEの舞台「GHOST IN THE BOX!」から着想を得たものです。ただ僕としてはその後自らが脚本・監督・編集して作ったオリジナル作品だと思っています。和田さんや劇団の方の主張にもしっかり耳を傾け、お互い円満な解決が出来ればと思っています。よろしくお願いします!
— 上田慎一郎 (@shin0407) 2018年8月21日
でも、和田亮一さんに対し、不快感を持っているのではないようです!
僕もカメ止めのみんなも元気です。そりゃあちょっとはこたえたけど。でもなんとか元気です。心配してくれた皆さん、ありがとう。和田さんや劇団の方ともいつか一緒に面白いもんつくれたらな。そんなミラクルな未来を夢見ています。明日もカメ止めは元気に上映しています。よし!飯を食おう!
— 上田慎一郎 (@shin0407) 2018年8月21日
「カメラを止めるな!」のファンとしても、盗作やパクリとかで話題になるのではなく、原案になった舞台もまた注目を集めて、さらに「カメラを止めるな!」を楽しむことができたらすごく嬉しいですね!
「カメラを止めるな!」は、映画化する最初は、劇団「PEACE」のメンバーもかかわっていたそうです。
和田亮一さんは、2014年に劇団を終わらせて以降、精神面でのダメージを受けておられたようで、映画化に向けての相談や連絡がつかない状態にあり、映画化のことは、和田亮一さんは知らなかったのだそうです。
そうして、和田亮一さんがかかわらないままスタートした「カメラを止めるな!」の映画化も途中で頓挫してしまって、その時点で、上田慎一郎監督は、オリジナルの作品として映画化を進めていたということのようですね。
最後に
「GHOST IN THE BOX!」が原作なのか?については、私にはよくわかりませんでした。
でも、「カメラを止めるな!」が盗作なのか?については、上田監督が「GHOST IN THE BOX!」が原案だとしていますし、映画化のために上田慎一郎監督が考え出した部分もかなりあるようですから「盗作」というのは、明らかにメディアのあおりだな、と思います。
「カメラを止めるな!」って、もともと2館での上映しか決まっておらず、5000人に見てもらえたらいいな、というところからスタートした無名の映画でした。
それが今は、200館近くで上映され、動員数も日増しに増えています。
リピーターも多く、それだけ、多くの人が楽しんでいる作品なので、盗作やパクリといったことで話題にするのではなくて、「カメラを止めるな!」や「GHOST IN THE BOX!」と、ファンの人たちが、より楽しめるような話題の作り方をメディアには期待したいな、と思いました!