グッドドクター4話で、父を思うけなげな”あかりちゃん”7歳の演技に号泣した!という声が、SNSで話題ですね。
あかりちゃんを演じていた、高松咲希ちゃんはまだ7歳!
グッドドクターでは、「継母に虐待されているにもかかわらず、実父のために、病気の痛みも我慢してひたすら黙って耐える女の子」という難しい役を、台本を読んでいるとは思えないくらいの自然な演技で演じていました。
グッドドクター4話での高松咲希ちゃんのうますぎる演技、そしてプロフィールや高松咲希ちゃんの過去の作品をまとめてみました!
Contents
高松咲希ちゃんのすごかった場面まとめ(グッドドクター4話より)
講演のたこの遊具の中で、激痛に苦しむあかりちゃん
たこの遊具の中で、腹痛で苦しむあかりちゃんの姿から、グッドドクター4話はスタートします。
ものすごく激しい腹痛のようで、汗びっしょりで、声も出ない様子に見えました。
この時は、「おなか痛そう><」くらいにしか思ってませんでしたが、振り返ってみるとすでにこの時から、すごい演技力だったんだな、とわかります。
というのは、高松咲希ちゃんが演じているあかりちゃんは、継母に虐待(ネグレクト)を受けていて、おなかが痛いのにずっと放置されていていました。
あかりかちゃんは、高松咲希ちゃんと同じ7歳という設定。
小学一年生です。
とても痛いはずなのに、痛いー!と泣かずにおなかを押さえて苦しんでいるのは、そんな理由があったから。
そして、この理由が、このあとのあかりちゃんの演技に、ずっと一貫した意味を持たせるので、まずはこの場面の演技がすごかったな!と思います。
病院で暴れるシーン
病院へ運ばれたのに、手に取れるものをありったけ、医師や看護師に投げつけて逃げるあかりちゃん。
一言も話さないし、理由は全くわからないという設定です。
この時に、看護師や医師はあかりちゃんが怖がってる、と思ってます。
でも、高松咲希ちゃんの演技から、怖いというより、必死で何かを隠そうとしているように見えました。
そして、その演技がうますぎて、一瞬、7歳を忘れるほどでした!
後でわかるのですが、どうしても隠し通したい理由が、あかりちゃんにはあって、それが、この演技につながっていたんです。
つらい思いや、複雑な家庭事情までも理解して演じていると思うと、ほんとに半端ない演技力です。
「誰にも言わないで!」と初めてしゃべるシーン
湊は、あかりちゃんが、大切に持っていたお絵かき帳の中身を見てしまいます。
見られたあかりちゃんが湊に「誰も言わないで!」と、初めて言葉を話しました。
このノートには、つらい痛みに耐えて、治療も拒否して、ひたすら何も話さずにいた、あかりちゃんがどうしても隠しておきたい理由が書かれていました。
それは、湊のつらい過去にも似ていて、湊は一瞬であかりちゃんが背負っている苦しみを理解します。
このことが、あかりちゃんを演じる高松咲希ちゃんと、湊役の賢人さんの二人が、無言で目だけの演技をします。
あのシーン、なんテイクくらいで撮ったんでしょう?
もし、少ない回数でとっているとしたら、高松咲希ちゃん、とんでもない演技力ですね~。
声(朗読)だけの演技もうますぎる!
高松咲希ちゃんは、声(朗読)だけの演技も秀逸でした!
おなかの激痛で倒れてしまったあかりちゃんは、緊急手術を受けることになります。
その間、父役の村上亮さんが、あかりちゃんの書いたお絵描き帳を読みます。
そして、書かれた絵日記を、高松咲希ちゃんが朗読します。
最初は新しいお母さんが着てうれしいあかりちゃんの声。
でもだんだん、新しいお母さんにつらく当たられ、ひたすらだまって、痛みに耐えるあかりちゃんの声は、元気がなくなり、今にも泣きだしそうなか細い声になっていきます。
嬉しくてとても幸せそうな様子から、人生のどん底に理不尽に追い込まれたあかりちゃんの様子が、朗読だけでもすごく伝わってきました!
7歳で声だけで感情を表現して、こんなにうまく朗読できるものなのですね!
ドラマだと分かっているのに、そんな風に思えなくて、本気で継母に腹を立てた人、いっぱいいると思います。
それくらい、声だけなのに、高松咲希ちゃんの演技うますぎました!
術後に大粒の涙を流して気持ちを父に伝えるあかりちゃん。
「ママが死んでから家事も全部やってくれるパパを見て辛かった」
「新しいままといるとパパがうれしそうだったから、今度はあかりが我慢しようと思ったの」
「でも、本当はパパと二人がいい」
お腹の手術は無事に成功して、目覚めたあかりちゃんが父にこれまでの思いを伝えるシーン。
みていたほとんどのひとが号泣した場面です!
自分のために無理して仕事も家事もやってくれるパパをずっと思って、自分だけが我慢すればいい、と思い込んでいたあかりちゃん。
だから新しいお母さんからつらく当たられていること、本当は二人がいいこと、言いたくても言えなかった。
でも、最後の場面で、術後で何を言っても許されそうな状況ですら、自分の本当の気持ちを言うのをためらう演技が、本当にうますぎました。
声を押し殺して、わーってぶちまけてしまいたいような思いを言わずに、大粒の涙を流してゆっくり演技するって、なかなかできないと思うんです。
長いセリフを泣きながらゆっくり言う。
その間、ずっと自分だけアップですよ。
途中で言い間違ったりしたら、あの空気感って崩れると思うから、通して撮影しているのだろうと思うのですが、一発OKだとしたら本当にすごいなあ!
グッドドクター4話は今期で一番、撮影の裏話が聞きたいドラマです。
最後に
演技とは思えない演技をみせた高松咲希ちゃん。
今後はさらにオファーが増えるのではないでしょうか?
高松咲希ちゃんは、7歳にしてめちゃくちゃ美人ですし、演技もうまい!
そうなると、昔の安達祐実さんを思い出しますね。
安達祐実さんといえば、今季は警視庁ゼロ係で個性的な事務員を演じています。
健康で文化的な最低限度の生活にもシングルマザー役でゲスト出演していて、いまだにあちこちのドラマに引っ張りだこの女優さんですが、子役の時の演技力、すごかったんです。
そしてあまりにもかわいいルックス。
高松咲希ちゃんは、安達祐実さんの昔ととても似ている気がしていますから、これからどんな女優さんになっていくのだろうと楽しみでなりません!