2018年は台風ラッシュ?上陸数は増えるのか?過去データを比較!

 

大型に発達した台風12号が、本州を直撃し上陸する事態となっています。

そのためか、夏に入ったばかりですが、台風の影響が心配され、2018年は台風ラッシュか?と言われています。

ただ、7月の台風の発生数だけを調べてみると、2018年より2017年7月のほうが多く、2018年が特別に台風ラッシュというわけでもなさそうなのです。

本当に2018年は台風ラッシュとなるのでしょうか?

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2018年7月は台風ラッシュなの?

2018年7月の発生数は台風12号で5個目となります。

7月の台風発生数の平均は3.6個です。

平均から約2個ほど多く台風が発生したからと言って、台風ラッシュということができるのでしょうか?

気象庁にある台風の統計資料をみると、1951年からの台風統計情報がありました。

7月に台風が5個発生したのは、数えてみると9回。

さらに、6回以上台風が発生した年も数えてみると9回。

そのうち、台風発生数が一番多い年は2017年と1971年で、8回でした。

7月の台風の発生数だけをみると、2017年のほうが、2018年よりずっと、台風ラッシュでした。

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2018年夏は台風ラッシュとなるのか?

台風は発生していても上陸しなければ、話題には上りません。

なので、発生数ではなく、台風の上陸数を見てみました。

7月の台風上陸数が最も多かったのは、1993年の3個でした。

7月で3個も台風が上陸してくるなんて、ちょっと考えにくいことですね。

1993年は7/31-8/7にかけて上陸した台風が、豪雨をもたらしました。

さらに台風が8月にも続けて上陸して、1993年の豪雨による死者は71人だったとされています。

台風の発生数も年間で28個と多く、台風自体も大きく、上陸数も多く、まさに台風ラッシュといえる年でした。

 

2018年台風ラッシュではなく台風上陸ラッシュになる可能性

年間の台風上陸数だけをみると、台風が10個も上陸した年があります。

2004年で台風発生数は29個で、7月は2個の台風が発生していました。

ウィキペディアによると2004年に台風上陸ラッシュとなった原因は次のように書かれていました。

原因
日本への台風上陸・接近数が多くなった直接の原因は、太平洋高気圧の配置が例年と異なっていたことだと考えられている。台風は普通、発生後北緯20~30度付近までは貿易風の影響で西寄りに北上し、北緯20~30度付近からは偏西風の影響を受けて方向転換し東寄りに北上する[1]。このとき、台風の経路を妨げる壁となるのが太平洋高気圧であり、多くの台風は太平洋高気圧の西端を沿って進む。

2004年の夏から秋にかけて、太平洋高気圧が平年より北に位置し、西端は日本の東にあり、台風が日本付近を経路としやすい気圧配置になっていた。このような気圧配置になった原因として考えられることは、気圧配置を決める地球規模の大気循環の変動と、海水温の変動である。

この地球規模の大気循環の変動の原因の1つと考えられるのが地球温暖化であるが、大気循環の変動の仕組み自体がまだ詳しく解明されていない現在、この変動が人為的な地球温暖化によるものなのか、それとも自然に起こりうる範囲での変動なのかははっきりとしていない。

また、海水温については、地球規模で気圧配置に変動を起こすエルニーニョ・ラニーニャ現象はこの時期前後には発生していなかった[2]。ただ、2004年の天候異常として東アジアの広範囲で高温が続くなどしていたため、海水温が例年と異なり気圧配置が変わった可能性もある。

過去の統計と比較して、2004年の台風の勢力は特に強かったわけではないが、いわば日本が偶然台風の通り道となり、人口密集地に上陸・接近した台風が多く、多大な被害が出ることになったと言える。

ウィキペディアより引用

これを読むと、太平洋高気圧の位置が、台風上陸ラッシュのカギだったことがわかります。

そして、台風12号の異例な動きの原因とも似ています。

台風12号の進路が西日本に曲がる理由!7月豪雨被災地への影響は?

 

心配されるのは、地震→集中豪雨→大型台風上陸という災害の重なり

大型台風が発生しやすい気象条件のもと、太平洋高気圧の位置で、日本が台風の通り道になりやすいことがわかりました。

そして、この6月7月は、大阪を中心とした地震→西日本の集中豪雨→台風 という災害が連続している日本。

そのため、被災した人が、生活の立て直しができないうちに、次の災害がやってくる地域が出てきています。

台風のラッシュも大変なことではありますが、災害が重なって起こり、長期間にわたって生活を立て直すことができない地域があるということが、本当に心配されます。

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